サッカーコラムサイト「自称評論家おおやしのSOCCER21」
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おおやし・・・197X年7月28日東京生まれ。東京都出身。獅子座。B型。どうぶつ占いはコアラ。170cm,58kg。ひいきのチームはFC東京とフィオレンティーナ。愛読誌は週刊サッカーダイジェスト。
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マルタ戦を終えて[ジーコジャパン
2006-06-05/Permalink /Comment(0) /Trackback(0)
後半の4バックはオプションの確認、さらに1トップにする采配は選手を出すための交代、という感じでしたね。1−0という結果はあまり気にしなくてもよいのではないかと思います。本番の主戦システムになりそうな3−5−2を採用した前半で1−0、というのは評価していいのではないでしょうか。

これは後半に感じたことですが、小野と小笠原を両方ともベンチに置くという方針は、やはりもったいない。その他にも稲本や遠藤もベンチに控えているわけで、こうした名手を多く使っていくためにジーコは呼ばれたのではなかったのか?という疑問は自分の中に残ったままです。4−4−2や3−6−1への取り組みが中途半端に終わり、中盤のタレントを生かしたパスサッカーというテーマも消化しきれないまま、日本代表は本番を迎えるのでしょう。

ワールドカップを前に、雑誌や新聞では日本代表がたくさん取り上げられています。記者や評論家やサッカー協会の手によって、トルシエ時代を悪とし、ジーコを是とする流れが作られているような気がしますが、果たしてそうなのでしょうか。ラインの押し上げによりコンパクトな布陣を作り、5枚の中盤に多くのタレントを配することで日本の中盤の力を生かそうとしたのはトルシエ前監督の方ではなかったのか?

大会直前に、スカウティングが進んできた段階で、主戦システムを4バックから3バックに変更したことも気になるところです。要は相手の強さがわかってきたところで守備を固めることにしたわけです。世間では4バックと3バックの使い分けが出来ている、という評価になっていますが、3バックの一角を下げて中盤を入れる、というやり方で3バックと4バックを使い分けるチームが世界のどこにあるのか。ジーコ就任時からの4バックへのこだわりを考えれば、彼はあまりに世界を知らないままチーム作りをしてきた、としか言いようが無い。だいたい、経験のある指導者ならば、就任時から3バックでチームを作ることでしょう。

このままでは、日本の「らしさ」をあまり見せられないまま、善戦だが3連敗という8年前と同じ結末を迎えるような気がしてなりません。FW5人招集、3−5−2システムの採用と、私の訴えとは違う方向にチーム作りは進みました。ジーコ監督は「いま勝つこと」だけに集中していますが、2006年7月以降の日本代表のことや、日本サッカーを世界に発信する、といったことは頭の片隅にもなさそうです。これは人によって考え方は違うでしょうが、「ただ勝てばいいのか?」というのは、この4年間日本代表を見てきて、常に抱いていた私の疑問です。

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