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おおやし・・・197X年7月28日東京生まれ。東京都出身。獅子座。B型。どうぶつ占いはコアラ。170cm,58kg。ひいきのチームはFC東京とフィオレンティーナ。愛読誌は週刊サッカーダイジェスト。
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トルシエ氏の功績2[トルシエジャパン
2003-02-01/Permalink /Comment(0) /Trackback(0)
トルシエサッカーの代名詞「フラット3」。それまで、98年ワールドカップの代表のような、ストッパー2人とリベロで構成される3バックを見慣れていたファンにとって、3人のDFが横一線に並び、細かいルールの下にラインを微妙にコントロールする3バックは斬新なものとして映った。

以前と比較してオフサイドが激増したこと、高くフラットなラインを維持しようとするために裏のスペースへの危険度が増したことから、フラット3への疑問は増すばかりだった。さらに3バックのサイドのスペースを突かれるという、3バックの構造的な欠陥も加わり、状況は悪化するばかりだった。

確かに、トルシエ監督がオフサイドに固執していた面はあるだろう。セットプレー時のディフェンスで、キックの瞬間に一斉にラインを上げてオフサイドを取るサインプレーなどはその典型的な例だろう。その影響で、「オフサイドをとるためのフラット3」という解釈が生まれてしまったのは、仕方ないことと言える。

しかし、ラインをコントロールし、可能な限り押し上げるというのは、中盤をコンパクトにし、高い位置からディフェンスを行うというチームコンセプトをサポートするため、つまり中盤のプレスのためにフラット3があったのだ。そのため、チームコンセプトが浸透していない初期の段階(コパ・アメリカほか)で、A代表が大量失点を喫するのは避けられないことでもあった。高い位置からのディフェンス、この組織を構築するにはそれなりの時間が必要だからである。

そこですべての失点の原因をフラット3に求めたことは、大きな誤解だった。ボランチに戸田、右アウトサイドに明神を起用するなど、中盤の守備組織が強固になっていくにつれて、フラット3の不安定さは薄れ、コンセプトに疑問を投げかける声は減った。そして以前よりファンが待ち望んでいた、アグレッシブなプレッシングは見事な形で整備された。

トルシエ氏が3バックではなく4バックで同じサッカーをしていたらどうだったか、ということは非常に気になるし、おそらくはよりスムーズに目指すサッカーを実践できたのではないかとも思う。それはともかく、守備時における組織性は日本の武器となった。

組織性は日本の武器として世界に認められるようになったわけだが、では現在の代表はどうなのだろうか。ブラジル人のジーコ監督には精緻なプレッシングの理論はなく、そして彼はフラットなラインを嫌う。システムやディフェンスラインの作り方などはあまり問題ではない。しかし、これまで積み上げてきたコンセプトを引き継いでいるのか、それは大きな問題だ。

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