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おおやし・・・197X年7月28日東京生まれ。東京都出身。獅子座。B型。どうぶつ占いはコアラ。170cm,58kg。ひいきのチームはFC東京とフィオレンティーナ。愛読誌は週刊サッカーダイジェスト。
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ナビスコカップ展望[ナビスコカップ
2004-11-02/Permalink /Comment(2) /Trackback(0)
浦和の連覇か、東京の初タイトルか。注目の一戦を前に、ナビスコカップ決勝での東京の攻めと守りの戦略を考えてみたい。

東京といえばサイドアタック、というイメージだが、実際はちょっと違う。右の石川・加地コンビは素晴らしいコンビネーションでチャンスを作れるが、それを点に結びつける力が足りない。昨年は中央のケリーが9点、左サイドの戸田が8点取っているが、今年はサイドアタッカーとしては抜群の得点力を発揮していた戸田が負傷で離脱。右からのクロスでの得点力が半減してしまった。

今年は主に左サイドにはテクニシャンタイプの馬場が入っているが、シャドーストライカータイプの戸田とは違うため、右からの攻めでの得点はほぼルーカスに絞られる。ここでルーカスがどこまでやれるかが攻撃の第一のポイント。

第二のポイントは、第一のポイントと関係するが、サブのサイドアタッカーの投入だ。左サイドのスタメンは馬場になるだろう。だが後半、ゴールゲッターの働きが期待できる戸田、鈴木あたりが左サイドで出てくれば、東京の得意のパターンは増える。

第三のポイントはセットプレー。今年はセットプレーからルーカスやジャーンのゴールが生まれているが、カギを握るのは、中で合わせる選手よりも、キッカーにある。馬場や宮沢といったいいキッカーをそろえてるが、特に後半途中投入が多い宮沢が入ったあとのセットプレーは期待したい。

浦和はラインが高いので、カウンター気味に攻めればチャンスは出来る。サイドが浦和よりも1枚多いのも利点だ。浦和の3トップは守備時にサイドバックではなくボランチに付くことが多いため、サイド2枚に対する対応は、アウトサイドに加えてボランチかストッパーが流れてくるが、そこがマークがズレる隙でもある。「3バックも4バックも局面での形は同じ」などというのは机上の理論に過ぎない。東京のコンビとスピードならば、サイドを突破することは可能だ。

それでも得点は多く見積もって2点が精一杯だろう。セットプレーが中心になるが、カウンターでワンチャンスをモノに出来れば2点取れる可能性もある。サブがカギを握っているため、前半をしっかり抑えて後半勝負に持ち込みたい。失点は0か多くて1までしか許されない。Jナンバーワンの攻撃力を持つ浦和を抑えられるだろうか?

守備でまず大事なことは相手の形を出させないこと。最終ラインを上げてボランチを中心とした強力プレスを高い位置から仕掛け、ボール奪取から一気に攻めるのが浦和の形だが、このパターンをやらせないことが重要だ。いつもどおり、攻守の切り替えを早くし、サイドを徹底して使っていれば問題はない。とにかく判断の遅れとミスは避けたい。

脅威なのは1トップ(エメルソン)2トップ下(田中・永井)だが、エメルソンをセンターバック2枚で押さえ、ボランチとサイドバックの連携で2枚のトップ下を抑えられれば、東京の守備力を考えれば何とかなるだろう。両サイドの攻撃が強いが、高いクロスに関しては浦和は前線に高さがないだけに、中で跳ね返すと割り切ってやっていれば問題はない。

厄介なのは右サイドの山田の意外性のあるシュートと、左サイドの三都主のドリブルからのチャンスメークだ。特に三都主の速く正確なキックは浦和の攻撃にハマる。両サイドバックとサイドハーフは二人がかりでぜひ相手の両サイドを押さえ込みたい。そしてボランチの長谷部にはケリーが付いていくのかボランチに受け渡すのかははっきりしておきたい。

セットプレーも含めて、磐石の守備網は敷ける。セカンドステージの対戦で0に抑えたことも、自信になっているはずだ。1点勝負になることが予想されるが、より守備面で隙がない東京のほうが有利と感じる。心配なのは、初タイトルを前にした精神的な壁である。

浦和は最近ではサポーターだけではなく、闘莉王あたりも東京の守備的な戦いを非難しているようだが、それは勝負とは何かを理解していない人間の言うことだ。勝つためには相手を見て引くこともある。それは相対的なことであり、何でもかんでも前に出てくれば偉いというものではない。「相対性」や「矛盾」を秘めたサッカーにおける戦略を理解できず、自己批判は横において「引いてばかりでつまらない」という何とも単純な理由で他者を非難する、無知で傲慢な態度をとる人はそれを改めたほうがよい。

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